~地震に強く、安心・安全・快適な住まい~
地震大国である日本で重要な”耐震性能”、省エネで快適な温熱環境を作る”断熱性能”、住まいを長持ちさせる為に必要な”耐久性能”。
これはすべて住まいにとって基本的であり最も大切なことです。建築時点おいてあらかじめ作り込んでおかなければいけません。
スペックで選ばれる車や家電のように、一生に一度と言われる買い物であり、
エネルギー消費の大きい住宅においても性能を予測・把握することが大切です。
~構造性能~
・木造住宅の耐震計算方法は3種類あり、「壁量計算」、「品確法による計算」、「許容応力度計算」があります。
・耐震等級3の家は地震に強く、将来に渡って安心して暮らせる可能性が非常に高い
・耐震等級3の家は熊本地震でも倒壊しませんでした。また損傷程度が少なく住み続けられる可能性が高い
上記の3種類の計算の中で、最も強度が強く、細かな計算をするのが「許容応力度計算」であり、
熊本地震でも倒壊しなかった耐震等級3が最高等級です。
健康・快適に暮らす家は許容応力度計算による構造計算を全棟実施し、耐震等級3の家を取得していきます。
~断熱・気密性能~
家の中がいつでもどこでも暖かい暮らしを少ない暖房費で実現する。
そのためには、熱の出入りを減らす断熱(UA値)と、空気の出入りを防ぐ気密(C値)が不可欠です。
断熱・気密を徹底することで、熱と暖気の漏れが減って暖房費が削減できるとともに、窓周りや足元の冷たさも解消できます。
愛知県の大半は6地域に該当し、健康・快適に暮らす家は標準仕様にてUA値(外皮平均熱貫流率)は
HEAT20 G1グレード(UA値:0.56W/㎡・K)以上、C値(相当隙間面積)は高気密と言われる1.0㎠/㎡以下
の家づくりを目標とし、全棟気密測定にてC値(相当隙間面積)を実測します。
また、窓の断熱対策においては、APW330 樹脂サッシ Low-E複層ガラスを採用し、
熱の出入りを軽減させるとともに、窓枠が樹脂でできている為、結露の可能性を軽減させます。
~耐久性能~
何十年と住み続ける住宅だからこそ、長持ちの工夫を忘れてはいけません。
一つの材料が30年、50年と性能を損なわずあり続けることは不可能で、住み続ける中で交換やメンテナンスの時期を迎えます。
健康・快適に暮らす家は住まいを構成する様々部分で長持ちの工夫を考えています。
1.国が定めた長期優良住宅を標準
耐久性や耐震性、維持管理のしやすさ等の条件を満たした住宅を国が長期優良住宅に認定します。
健康・快適に暮らす家は資産価値の残る長期優良住宅を標準としています。
2.耐久性の高い外装材(外壁・屋根材)
住まいの中で最も劣悪な寒暖差の影響を受ける建物外装には、コストパフォーマンスが高く、耐久性の高いガルバリウム鋼板。
<メリット>
・メンテナンスが必要となるまでの時間が長いため、メンテナンス回数が減らせライフサイクルコストを低減します。
・コーキング目地が少ないため、打ち替えのメンテナンス費が押さえられます。
・軽量の素材で建物への負担が小さい。
・昔からあるトタンに比べ錆びにくい素材で長持ちします。
<デメリット>
・強くぶつかると凹みます。また新築引き渡し時でも傷や凹みがどうしても出てしまいます。
・釘が見えます。
・デザインにおいては色と折り方ぐらいしか選べません
・塩害地域ではお勧めできません
3.外壁通気工法
木材を長持ちさせるには、乾燥した状態を保つことが大切です。
通気工法は、外壁からの雨水の侵入を防ぎ、同時に壁内に湿気をため込まずに屋外に排出させます。
また、壁内に空気が流れることで壁内の乾燥状態を維持し構造体の長寿命化を図ります。
4.結露計算
目に見える劣化や破損は発見が早いですが、逆に目に見えない壁の中で起こる劣化は日常で知りえることができません。
壁内結露は壁の中に室内の湿気が侵入して水に変わったもの。
健康・快適に暮らす家は、室内外の条件を国の基準より厳しい基準で結露計算します。